liris's araluen

アメリカNY発のとある小娘モノローグ

ほっこり映画♡

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バグダッド・カフェ/ Bagdad Café

 

最近は、学校の課題に追われ、大好きな映画鑑賞できていなかったのですが、

昨日約一ヶ月ぶりのまったりタイムができたので、観たのはこの映画!

バグダッド・カフェです。ご存知でしょうか。

 

わたしにとって、初のミニシアター鑑賞となりました。


BAGDAD CAFE - SOUNDTRACK - I'M CALLING ...

 

この映画を知ったきかけは、お気に入りの曲「calling you」がある映画のテーマ曲だと知ったためです。そう!それが、この映画なのでした。

 

バグダッドと言ってもイラクの首都ではなく、アメリカのラスベガスの近くモハーヴェ砂漠の地名です。そこのある、小さなカフェがお話の舞台。

 

森の国ドイツから夫婦旅行でベガスに行くはずだったジャスミンは、喧嘩が原因で夫の車を降り、このカフェへ辿り着きます。そこには、ご機嫌斜めな女性オーナーであるブレンダはじめ、個性的な登場人物がたくさん。

 

ジャスミンの言動がこのカフェの人々を明るく変えていきます。

そして、出会った時はジャスミンに対して、「変なやつ!」と思っていたブレンダも、彼女が大好きになり、ふたりの友情はとても美しいのです。

 

この映画では、たくさんの例えが使われています。

乾いた現代の心は、「砂漠」。

そこに水が染み込む様は、「給水塔」。

出逢いによって魔法のように変わっていく心模様は、「マジック」。

響き合うふたつの心は、「ふたつの光源が光る絵」。

漂泊する心が自分の場所におさまっていく様は、「ブーメラン」。で

ドイツ人音楽家バッハを聴き、ジャスミンが自分を取り戻していく様も、特徴的です。 

 

わたしは、デビーがカフェを去ってしまう不器用さに、自分と共通するものを感じ、じーんときました。

 

日々の中の小さな幸せを感じることができる映画。オススメです。

 

ciao!

 

liris♡